最近、「終活」という言葉をよく耳にするけど、具体的に何をすればいいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか?
終活は「自分の人生を整理し、大切な人に迷惑をかけないよう準備すること」です。でも、いきなり全部やろうとすると大変!
そこで今回は、**終活をスムーズに進めるための「5つのステップ」**を紹介します。
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① 自分の人生を振り返ってみる(エンディングノートを書いてみる)
終活の第一歩は、**「自分のことを整理すること」**です。
まずは、エンディングノートに書ける範囲で以下のことを整理してみましょう。
✅ これまでの人生で大切にしてきたこと
✅ 家族や友人への感謝の気持ち
✅ 財産や大切なもののリスト(通帳、保険、貴重品など)
ポイント
・最初から全部書こうとしない!思いつくところから少しずつ書き出す。
・ノートがなくても、スマホのメモ機能などを活用してもOK!
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② 財産や持ち物を整理する(断捨離&リスト作り)
終活では、**「身の回りを整理すること」**も大切です。
特に、財産や重要な書類がどこにあるのかを家族が分かるようにしておくことがポイント!
✅ 銀行口座や証券口座のリストを作る
✅ 生命保険や年金の情報をまとめる
✅ 不動産を持っている場合は、権利書の保管場所を確認
ポイント
・使っていない銀行口座やクレジットカードは解約するとスッキリ!
・財産のリストを作るだけでも、相続の準備がしやすくなる。
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③ 相続の準備をする(遺言書の作成を考える)
「エンディングノートがあればOK」と思われがちですが、エンディングノートには法的効力がありません!
特に、以下のような場合は遺言書の作成を検討するのがおすすめです。
✅ 相続人同士のトラブルを避けたい(家族が複数いる場合など)
✅ 財産の分け方に希望がある(特定の人に多めに遺したいなど)
✅ 家族が困らないように準備しておきたい
ポイント
・公正証書遺言なら、法的に有効で安心!
・遺言書があるだけで、家族の負担を大幅に減らせる。
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④ お墓や葬儀について考えてみる
終活の一環として、「お墓や葬儀の希望を伝えておくこと」も大切です。
「お墓のことは家族に任せるからいいかな?」と思っている方も多いですが、家族にとっては事前に希望を聞いておける方が負担が減るんです!
✅ どんなお墓に入りたいか?(お墓を持つ?樹木葬?)
✅ 葬儀はどんな形にしたいか?(家族葬?一般葬?)
✅ 葬儀費用の準備はできているか?
ポイント
・「まだ早いかな?」と思っても、少しずつ考えておくことが大事!
・家族に直接伝えにくい場合は、エンディングノートに記録しておくと◎
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⑤ 家族と話し合う(終活のゴールは「安心」)
終活の最終目的は、**「自分が安心できること」と「家族が困らないこと」**です。
でも、日本では「死に関する話題はタブー」というイメージが強く、なかなか話しにくいですよね。
でも、家族にとっては…
「事前に聞いておいてよかった!」
「どうすればいいか分かって助かった!」
と思うことがほとんどなんです。
✅ 終活を始めたことを家族に伝える
✅ 「将来のこと、少し考えてみたんだけど…」と軽く話してみる
✅ 無理に話さなくても、ノートやメモに残しておくのもOK!
ポイント
・一気に話すのではなく、「少しずつ」伝えていくと◎
・「私が元気なうちに、ちょっと考えてみたんだけど…」くらいの軽い感じで話すと抵抗が少ない!
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まとめ
終活は「自分の人生を整理し、大切な人に迷惑をかけないよう準備すること」。
でも、一度に全部やろうとすると大変なので、まずは次の5つのステップから始めてみましょう。
✅ ① エンディングノートを書いてみる
✅ ② 財産や持ち物を整理する
✅ ③ 相続の準備をする(遺言書を考える)
✅ ④ お墓や葬儀について考える
✅ ⑤ 家族と話し合う
最初は「ノートにメモをする」「不要なものを整理する」くらいの気持ちで大丈夫です。
少しずつ進めていくことで、終活は確実に前に進みます!
「何から始めればいいかわからない…」という方も、できるところから少しずつ始めてみませんか?
「エンディングノートや遺言書の準備をしたいけど、一人では不安…」
そんな方は、専門家に相談するのも一つの方法です。
行政書士として、終活のお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談ください!
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